ゾンネボード製薬
子育て中の困りごとの一つ、虫歯
乳幼児期の歯の管理は親の責任とは言え、仕上げ磨きは難しく、磨き残しも心配。
そんな時、頼りになるのがフッ素入りの歯磨き剤です。
八王子市の医薬品メーカー・ゾンネボード製薬(散田町)が製造する「レノビーゴ」は、スプレー式の液体歯磨き。
低濃度のフッ素を配合しているため、うがいが不要
2019年に「マザーズセレクション大賞」、2020年に「第1回日本子育て支援大賞」を受賞するなど、確かな品質と使い勝手の良さで子育て世代から支持されています。

フッ素での虫歯予防日本でも定着
フッ素は、自然界に存在するミネラル成分。
土や海水の他、肉、魚、野菜など普段の食事にも含まれています。
酸で溶けだした歯の表面を修復し、酸に強い歯にする働きがあり、フッ素を用いた虫歯予防は世界保健機関(WHO)も推奨。
日本では1980年代後半から注目され始めました。
直近の厚生労働省調査によると、14歳までの60%以上がフッ素配合の歯磨き剤を利用しており、フッ素による虫歯予防は定着。
フッ素配合の口腔ケア製品は、ペースト状、ジェル状、スプレータイプなどの歯磨き剤や洗口剤など多種多様に。
それぞれにフッ素濃度、使い勝手が違うため、年齢や場面に応じて使い分けるとよいとされています。
91年に誕生赤ちゃんの初めてに
レノビーゴが誕生したのは1991年
当初から乳幼児への仕上げ磨きでの使用を想定しており、液剤が歯ブラシに浸透しやすく、吹き付けやすいスプレー式を採用。
100ppmの低濃度フッ素でうがいが不要であることから、「ブクブク、ぺッ」ができない赤ちゃんでも使用できるのが特徴です。
また、甘味料は使用せず、天然植物・甘草由来のほのかな甘みに抑えることで、離乳食前に濃い味に慣れさせたくないという〝親心〞にもマッチ。
製薬会社が手掛ける虫歯予防剤として支持され、同社を代表するロングセラー商品になりました。
2月からリニューアル親子二世代や介護でも
そんなレノビーゴがこの2月にリニューアル。
パッケージやロゴも一新し、名称も「レノビーゴSTEP0」に変更しました。

「虫歯予防の〝ゼロ〞からのスタートをサポートする思いを込めました。
親子の歯磨きの時間をもっと楽しい時間にできるよう寄り添える存在でありたいです」と同社の坂元文弥さん。
近年では、親子二世代での愛用や介護を必要とされている方の口腔ケアとしてのニーズもあるそうです。
「歯を守ることは命を守ること。
ゼロ歳から始められるレノビーゴでオーラルケア習慣をお勧めします」と同社の和田敏さんも話してくれました。

(左:安井俊之ゾンネボード製薬代表)