コロナ禍の中、工夫をして学習支援を続けてきたつばめ塾。
1月発令の緊急事態宣言下では、ソーシャルディスタンスをとりながらの授業を土日だけ行うという形に変更し、活動を続けています。
嬉しい話題もありました
高校生クラスの2名が大学推薦入試に合格したのです。
今、本格的な受験シーズンを迎え、これに続いて受験生全員の実力が発揮できるよう祈るばかりです。
さて、この連載も今月が最終回
つばめ塾理事長の小宮位之さんにショッパーの思い出について語っていただきました。

小宮さんがショッパーへの連載を快諾してくださった理由の1つに、無料配布のメディアゆえに、支援が必要な家庭につばめ塾の情報が届くのではないかという期待もありました。
そこには、小宮さん自身が市内で育った経験があります。
「私にとってショッパーは記憶に残る中の一番身近な情報源でした。
全国のことを報じるテレビや新聞と違った、身近な地元の情報が載っていました。
貧困家庭の我が家では『譲ります』のコーナーは必ず目を通していましたし、読者の発言コーナーはPCや携帯がない時代に貴重な意見交換の場で、いろいろな立場や意見の人がいることを子ども心に理解することができました。
一昨年からつばめ塾の連載が始まり、『冬合宿をしたんだね』などと、地域で声を掛けられることもありました。
記事を載せるのは1回きりというメディアがほとんどの中で、連載として続けてくださり、大きな広報ができました。
本当にありがとうございました」。
小宮さん、こちらこそ取材協力ありがとうございました。
これからも、読者の皆さんの心の片隅に、つばめの子への思いが残りますように。
(リポーター加藤)
経済的に厳しい状況にある中高生の学習支援を市内公民館などで行っています。