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健康遊具とは、ストレッチや簡単な筋力トレーニング等、大人が健康向上や介護予防のために気軽に活用できる遊具のこと。大和市では、市内約100カ所の公園に健康遊具の設置を行い、遊具体験会を定期的に開催しています。同市保健師の鈴木理沙子さんに、遊具の使い方や注意点等を聞きました。
リズムボード
〇使い方 バーを両手でしっかり握り、両足を大きく広げて、平行にボードの上に乗せます。リズム良く左右に体重移動を行います。バランス感覚や下肢筋力が鍛えられ、一定時間行うことで体力の向上にも。
〇注意点 膝と腰を使って、注意深くしっかりと体重移動を行いましょう。

サイクルステーション
〇使い方 バーを両手でしっかり握ってペダルに足を乗せ、前後にペダルをこぎます。 腕の高さのペダルでは腕回しができます。バランス感覚や上下肢・背筋の筋力が鍛えられます。
〇注意点 ゆっくり滑らかな動きと、良い姿勢を意識して行いましょう。腰が引けないよう注意。

ふみいたストレッチ(あしのばし)
〇使い方 バーを両手でつかみ、片足を踏み板に乗せます。乗せた足の膝や足首が大きく曲がるように重心を前に移動させます。足首や膝、股関節の柔軟性が向上し、腰痛の予防や改善にもつながります。
〇注意点 後ろの足のかかとは地面から離れないようにしましょう。

バランス円盤
〇使い方 バーを両手でしっかりと握り、揺れる円盤に両足を平行に乗せます。バランスを取りながら、前後左右や円を描くように円盤を傾けます。足首や膝、体幹の柔軟性や腰の筋力、バランス感覚が鍛えられることで、転倒予防にも役立ちます。
〇注意点 慣れてきたらバーに頼り過ぎず、足でバランスを取りましょう。反動をつけずゆっくりと身体をひねることで、体幹のストレッチになります。

※紹介の健康遊具は、つきみ野3号公園・つきみ野4号公園に、①は中央林間五丁目公園、②③④は中央林間三丁目公園に設置。
各遊具前には使用法等の説明板があります。同市HPでは、遊具設置公園一覧や、YouTubeでの動画解説も。
健康遊具体験会「まるごとわかる健康長寿の秘訣講座」は、9月16日午後1時半から、大和市文化創造拠点シリウスで。市民対象に30人、事前電話申し込み。
新型コロナウイルス感染症の影響で、中止・延期となる場合も。
問い合わせは下記 同市保健福祉センター健康づくり推進課へ。
大和市保健福祉センター健康づくり推進課
電話/046-260-5563