「モルック」というスポーツをご存じですか。
フィンランド発祥のスポーツで、大人から子どもまで楽しめると、近年注目を集めています。
その普及に努めている「飯能モルッククラブ」を紹介します。

小学生から高齢者まで楽しめるスポーツ
飯能モルッククラブは「モルックを飯能でメジャーなスポーツに」を目標に活動中。
週2回練習会を開いています。
モルック(Molkky)は、1996年にフィンランド・カレリア地方で発祥したスポーツ。
木の棒(モルック)を、立てられた12本の木の棒(スキットル)に投げて得点を競い合うゲームです。

「小学生からお年寄りまで楽しめてルールも簡単。地元の名栗小学校のPTA活動や、駿河台大学の学生さんとの体験会なども行ってきました」と部長の町田さん。
木の棒を投げ合い50点獲得を目指す
プレイヤーは2人以上。
順番を決めて交互にモルックを下手で投げ、スキットルを倒していきます。
スキットルが1本倒れるとその番号が得点になりますが、2本以上倒れると倒れた本数が得点に。
倒れたスキットルはその場所に立ててゲームを進めるため、間隔が広くなり倒すのが難しくなっていきます。

そして、最初に得点が50点ちょうどを獲得したプレイヤーが勝利。
50点を1点でも超えると、25点に戻りゲームが続いていきます。
「50点を阻止するために、相手の狙っているスキットルを遠くに飛ばすなど、戦略を立ててプレイするのも面白さ。今後さらに普及してほしいですね」と町田さん。
モルックの初体験者からは、「最初は投げ方がぎこちなかったものの、慣れてくるとスキットルを狙えるように。ゲームを楽しむことができました」との感想が寄せられています。
定期練習会は水曜(飯能市民体育館ペタンク場)と日曜(名栗ホームグラウンド)に実施していますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため現在休止中。
同クラブのフェイスブックから練習の動画を見ることができます。
練習再開時期などの問い合わせは、町田さんへ。