手作り紙芝居の制作、公演活動を通じて各種施設やイベント等で、地域のボランティア活動をしている「紙芝居 やぎさん一座」。
全128作品のうち80作品の紙芝居実演と腹話術5公演をYouTube(ユーチューブ)で公開しています。

多彩なジャンルを制作、実演
上尾市ボランティアセンター登録団体のやぎさん一座は、座長の八木実(やぎ・まこと)さん・和子さん夫妻が、孫のために手作りした紙芝居が評判を呼んだのを機に、2007年に創立。
その後仲間も公演も増え、今では会員25人。
この他在宅で絵を描く協力スタッフも多数います。紙芝居は、民話、伝説、童話、昔の映画、創作のお話など多彩なジャンルの128作品。
子どもや高齢者向けに制作、実演しています。

年間公演は100回
公演では、レトロなそろいの衣装で現れたメンバーが拍子木を打ち鳴らし、「紙芝居がはじまるよ!」のテーマ音楽でスタート。
全身で臨場感あふれるお話を届け、子どもたちの目をキラキラと輝かせます。
各地で引っ張りだことなり、平成19年7月〜令和2年3月の公演数は1,000回、観客数は68,085人を数えています。
家にいる子どもや高齢者に
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、今は公演を実施できないため、「家にいる1人でも多くの子どもたちや高齢の方々にオンラインで観ていただきたくて」と八木さん。
公開作品は小さな子どもや動物達が主人公のかわいいものから、大人向けの癒やしの作品まで。
作家も演者も多彩なので、作品ごとに雰囲気が異なり、観飽きることがありません。
小学2年生のしょうたくんが、ママや妹の応援を受けながら、苦手な逆上がりの練習に何日も挑戦し、できるようになるまでを描いた「はじめての さかあがり」など、子ども達への温かな目線が感じられる作品をラインナップしています。


地元埼玉県をはじめとする民話も。
大人向けの落語紙芝居や平和紙芝居などもあり、見応えがあります。


作品は、アメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国など世界36カ国でも閲覧されています。
公開作品は、やぎさん一座のHPからも見られます。

