ゆったりと時間が流れ、四季折々の豊かな自然に出会えるまち、北本。
現在も野菜、果物、米、麦その他が1年を通じて多品種生産されています。
そんな北本で生まれた逸品を発信しようとこのほど、「北本ブランド認定品」が誕生しました。

市内外に向けて情報発信
「北本ブランド」とは、北本市の地域特性を生かした優れた産品を「北本ブランド」として認定し、市内外に向けて情報発信することにより、地域経済の活性化、同市の知名度とイメージの向上および市民の誇りと愛着の向上を図ることを目的としています。
北本らしさ、商品の価値、生産技術、販売体制の4つの基準があり、厳正な北本ブランド審査委員会による認定審査のもと、このほど4つの「北本ブランド認定品」が誕生しました。
2月には有楽町マルシェでPR販売を行い、北本ブランド認定品カタログも発行。
美しい写真と読みやすい文章で、商品の魅力を伝えています。
選ばれた4つの北本ブランド認定品

【北本フルーツカブ かぶざくら】
北本市を象徴する国指定天然記念物、樹齢約800年の「石戸蒲ザクラ」にちなんで名づけられました。
新井農園の24代目が、土作りからこだわり、代々伝わる配合をいかして生産。
果肉は薄いピンク色で、食べるとフルーツのような甘さが広がります。
サラダはもちろん、加熱すると甘みが増して柔らかくなります。
新井農園
住所/北本市高尾
電話/048-592-3983
【お多福来大根】
「福をいただく」という縁起の良い名前。
江戸時代から関東で栽培されていましたが、手間がかかるため現在生産は減少しています。

株式会社ベジファーム北本は、天敵を利用し害虫を駆除する農法で安心、安全な野菜を生産。
根が小さく葉は倍以上の大きさになるのが特徴。
葉が柔らかく生で食べられます。
株式会社ベジファーム北本
住所/北本市朝日
電話/090-8031-4764
【北本トマトカレーレトルト】
大正14年、後に北本市となる石戸村では、トマトの果肉を加工し国産初の無着色ピューレ「石戸トマトクリーム」を開発。
帝国ホテル等一流料理店から高く評価されましたが、戦争の影響もあり工場は閉鎖されました。
戦後、トマト生産が再開され「北本トマト」は市を代表する農産品に。
トマトの美味しさを知り尽くした北本市から生まれた「北本トマトカレー」は、全国ご当地カレーグランプリ等で3度の日本一に輝いています。
その味を家庭で楽しめるのが、北本トマトカレーの会が開発したこのレトルトカレー。
トマトのさわやかな酸味とカレーのスパイシーな旨みが絡み合い風味豊かです。
北本トマトカレーの会(北本市観光協会)
電話/048-591-1473
【北本トマトカレーフレーク】
「北本トマトカレー」を家庭でも手軽に作れるよう、北本トマトカレーの会が、フレークタイプのルゥにしました。
たっぷりのトマトを使用しトマトの美味しさが引き立つよう開発。
野菜を入れたり、辛さを調節したりとアレンジも楽しめます。
北本ブランド認定品の問い合わせは、北本市農業経営推進課へ。