目 次
春の訪れを感じる季節。
春と言えば日本の風物詩でもある桜が咲き誇ります。
一輪が花開くと一斉に咲きはじめ、散ときは惜しまれながら一瞬。
各地で美しい桜を楽しめる季節がやってきます。
3~4月にかけて桜まつりが開催される地域も。
坂戸市
北浅羽桜堤公園|3月14日〜22日
「坂戸にっさい桜まつり」
内容を一部変更して開催
「第6回坂戸にっさい桜まつり」が、3月14日〜22日にで開催されます。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大を未然に防ぐため、14日のオープニングイベントおよびまつり期間中の出展は中止して開催します。

「まつり期間中のオープニングイベントと出展はありません。期間中の仮設トイレの設置、無料臨時駐車場の開設、無料シャトルバスの運行は行いますが、ご来場の際は、感染予防などを心がけてください」と坂戸市。
無料シャトルバスは14、15日と20〜22日に運行します。
会場となる北浅羽桜堤公園は、北浅羽地区の越辺川沿いの総延長約1.2kmの堤防に植樹された約200本の「安行寒桜」が薄いピンクの鮮やかな花を咲かせます。
秩父連山の山々と桜とのコントラストが美しく、眺める場所によって、いろいろな景色を楽しめます。
問い合わせは坂戸市役所商工労政課へ。
北浅羽桜堤公園
住所/坂戸市大字北浅羽673地先
問合せ/坂戸市役所商工労政課
電話/049-283-1331
中小坂・慈眼寺
「15mの大きなしだれ桜」
中小坂・慈眼寺に樹齢250年以上とも伝わる、高さ約15㍍の大きなしだれ桜があります。

毎年、3月下旬〜4月上旬に見ごろを迎え美しい花を咲かせています。
「今年は、温かな陽気が続いていますので、少し早く3月中旬から咲き始めるかもしれませんね」と慈眼寺。
中小坂・慈眼寺
住所/坂戸市中小坂285
電話/080-7939-6551
坂戸市入西地域交流センター
「太閤千代しだれ」
美しい花を咲かせる枝垂れ桜「太閤千代しだれ」坂戸市入西地域交流センターの駐車場脇にある公園に「太閤千代しだれ」と名付けられた1本の枝垂れ桜が植えられています。

この桜は、京都伏見・総本山醍醐寺の境内で約400年前、太閤秀吉が「醍醐の花見」を催した際の枝垂れ桜の子孫と言われる桜を住友林業株式会社筑波研究所が、バイオテクノロジーを用いて2000年にクローン化に成功したもの。
そして2004年に初めて開花しました。
クローン化成功と啓発を記念して記念贈呈の募集を行った際、市内在住の宮坂光子さんが当選。
その後、宮坂さんから同市に寄贈したいとの申し出により2008年3月にこの地に植樹されました。
今では、毎年3月中旬〜下旬に薄いピンク色の美しい花を咲かせています。
坂戸市入西地域交流センター
住所/坂戸市新堀159の1
電話/049-281-0044
森戸橋近くの農道の辻
「ひっそり佇む吉原地蔵と一本桜」
森戸橋に近い農道の辻に吉原地蔵が鎮座しています。
地蔵は寛政6年(1794年)7月に建てられ、旅の途中で亡くなった僧と江戸吉原の遊女の霊をまつったと伝わります。
そこには力強く、気高く立ち尽くす1本の桜があります。

毎年、3月下旬〜4月上旬に満開を迎え、強い生命力、独特の貫禄と風情を感じられます。
問い合わせは坂戸市役所商工労政課へ。
吉原地蔵
住所/坂戸市大字森戸718付近
電話/049-283-1331(坂戸市役所商工労政課)
鶴ヶ島市
鶴ケ島市運動公園|3月21日〜4月5日 「鶴ヶ島桜まつり」
夜はライトアップも
「第36回鶴ケ島桜まつり」が、3月21日〜4月5日に鶴ケ島市運動公園で開催されます。
園内にある太田ケ谷沼を取り囲むよう約250本の桜が咲き誇ります。

1本だけ、日本三大桜に数えられる「三春滝桜」が株分けされ、公園内に植えられています。
期間中は、午後6時〜9時に提灯点灯のライトアップ。
光に照らされた桜が水面に浮かび上がり幻想的な雰囲気に包まれます。
4月4、5日午前10時〜午後4時は、同運動公園で、飲食の模擬店約25店舗が出店します。
4日正午からは、特設ステージでオリジナルローカルヒーローショーを開催。
その他両日にわたって音楽ライブも開催します。雨天決行。
駐車場に限りがあるため公共交通機関の利用がお勧め。
「新型コロナウイルスの影響でイベント中止の可能性があります。詳しくは市のホームページで確認を」と同市役所。
問い合わせは、鶴ヶ島桜まつり実行委員会事務局・鶴ケ島市産業振興課商工労政担当へ。