慌ただしい年末が近づいてきました。
年末年始は普段と違った予定が入っている人も多いのではないでしょうか。
新年は、華やかに着物で過ごしてみてはいかが。
着物のプロに着物選びのポイントを聞きました。

“格”を守って明るく華やかな色合わせ!
和ごころりんず川越店は、着物産地として有名な新潟県十日町に本社を構える産地問屋直営店。
1レッスン500円で学べる着物着付け教室も開講しています。
着付けの先生から、初詣に役立つ着物着こなし術を教えてもらいました。
初詣のコーディネートのポイントは、初春らしく華やかで明るい色味や柄の着物を選ぶこと。
フォーマルの訪問着のほかに、初心者にはカジュアルに着物を楽しめる“おしゃれ着”の小紋や紬がお勧め。
浴衣の延長で気軽に着られます。
帯結びはフォーマルの装いの場合は二重太鼓、おしゃれ着であれば半幅帯で変わり結びもおしゃれです。

手持ちの着物が地味な場合は、刺しゅうの入った半襟や華やかな色の帯締めや帯揚げを選んで差し色にするなど小物を少し変えるだけで明るい雰囲気になります。
小物の色選びで迷ったときは、着物の柄に入っている色を使うと落ち着いてまとまりやすくなります。
大切なことは、着物や帯だけでなく、帯締め・帯揚げなどの小物や草履・バッグにも格があります。
全体のバランスを考えて格だけは間違えないように守ってください。
帯留めや根付は、自由度が高いので羽子板、駒、干支などを取り入れると一段とお正月らしさを出すことができます。
和ごころりんず川越店
住所/埼玉県川越市新富町1の22(西武本川越ペペ3階)
電話/049-236-3528
<参加者募集>1月18日は「きもので初詣」川越を着物で散策
川越きものの日実行委員会は、川越市をはじめ川越おかみさん会、川越商店街連合会を筆頭に平成23年8月18日に発足し、今年で8周年を迎えました。
「きものが似合うまち川越」を合言葉に、毎月8の付く日を「川越きものの日」として、着物姿で各提携店を訪れるとお得なサービスを受けることができ、毎月18日は蓮馨寺講堂で無料着付けなどを行う「川越きものの日イベント」を開催するなどさまざまな活動を行っています。

来年1月18日に「きもので初詣」が開催されます。
蓮馨寺に午前11時に集合し、喜多院、氷川神社を巡り、割烹福登美で食事、伝統和芸鑑賞や着物鑑賞などを楽しみます。先着45人(事前に予約を)。
参加費3,800円(着物着用の人、無料着付け希望の人)。
ただし着物レンタル希望者は追加で3,200円必要。
詳細は「川越きものの日」へ。